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日常をつらつら綴るブログ

怒りの感情を下げる“自分ごと50%”

「なんであの人はこれができないんだろう」と怒るよりも、「自分は全然できていない」と嘆く方がストレスは少ない。できれば、「自分はまだまだ」と一生思って生きていきたい。

 

パートナーに「あなたはどっち?」と聞いたら、「どっちも感じたことがない」と一蹴されて、そんな人間もいるものなのかと別の人類を見ているような気分になった。

 

どうして周りはできないんだろう。私はなんで起こっているんだろう。怒りの感情をもつと、周りばかりかどんどん自分まで嫌いになってくる。そうして疲れて「こんな環境もう嫌だ」と、全てを投げ出し洞窟の中でひっそりと息をひそめたくなってしまうのだ。

 

できればもうこんな思いはしたくない。そのためには、「自分ごと」としてとらえすぎていることを少し切り離してみる。たとえば、相手の仕事の粗まで気になってしまったとき。相手の仕事は相手の仕事。そのクオリティを望んでいるのならそれでいいじゃないかと考える。仕事の受け手は、自分が思うよりもあまり困らないかもしれない。これが「私だったら」と考えると、そんなクオリティでどうするのと思わず口を突っ込みたくなってしまうけれど、それはもう私でもなんでもない「相手の仕事」なのだ。

 

そんなふうに世界を「自分とは違ったもの」として見ていけば、怒ることも少なくなるだろう。そりゃぁ切り分けすぎても問題だ。誰にも何にも興味がなくなってしまうから。ゼロかヒャクかではなく、“自分ごと度50%”くらいでまずは生きてみたい。そうして気持ちが落ち着いて、他人にやさしくなれるのなら。自分が嫌いにならずにすむのなら。