「休んで意味あるのかな」。ある、あるんだよ。

2月10日（水）晴れ

出口の見えない課題にぶちあたったとき、頭の中はそのことでいっぱい。へとへとに疲れ、胃もいたくなり、何をする気も起きなくなってしまっているのに、それでも「解決しなきゃ」と果敢に立ち向かってしまう。

ちょっとゆっくり休みたいな。そう思っても「いやいや、休んだところで問題は解決しないんだから」となんだか休むことも気後れして、どこにも抜け出せなくなていた。

けれど、疲れているなら休んだ方がいいんだよ。解決しなくても、解決するためのエネルギーが貯まるから。その事実にようやく気付く。

気持ちよく晴れた午後に、僕は思い切って休んでみた。パソコンをパタンと閉じたらもう自由。何をしても、何をしなくてもいい。そう思ったら急に嬉しくなってきて、ずっと食欲がなかったのに急におなかが減ってきた。身体とはゲンキンなやつめ。

おいしいベジプレートを食べに行く。なめこの天ぷらなんて初めて。みずみずしい野菜に、スパイシーなニンジン、なめらかなカブのポタージュ。それぞれ味付けが全然違うから、飽きることなく食べられる。食後にゆっくりカモミールティーを飲み、本を読んでいたら、書きかけの原稿のおもしろそうな書き出しが思い浮かんだ。

これが休むことの効果なのか！とちょっと嬉しくなる。しばらくゆっくり休みたい。HPを回復させて、アクティブに動きたい。休むこと、とくに平日に休むこと大事さを、半休だけでも実感した。