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日常をつらつら綴るブログ

最終手段の「書く」

先日の不動産屋でもらったボールペンの書き心地がすごくよくて、僕的お気に入り第一位に入った。4色プラスシャープペンシル。指にちょうどよくもたれかかる重みのおかげで、紙の上をすべるように書き続けられる。

 

そういえば気が付くと、僕のデスクには必ず余白の用紙がある。前職ではいらなくなった裏紙を、オフィスでは100均のノートを、そして今はまた裏紙活用に戻った。何かをメモしておくのはPCのメモでもslackのメッセージ欄でもなく、僕は用紙の裏紙だ。そして気の散るMTGなんかが始まると、決まって落書きしたりする。

 

「あいうえお」を連発するときもあれば、縦線をとにかく入れるときもあるし、またはしずくの形を永遠に書き続けるときだって。「書く」という行為は僕にとって、ある種の瞑想行為なのかもしれない。

 

書くことで僕は僕の均衡を保つ。奈落の底に落ちていく僕を、一つのペンが連れ戻す。書く量が増えているということは、書く以外にもうなくなっている証拠なのかもしれない。